初めてのピアノ、おうちでの練習どうする?

2025年12月23日

 ピアノ教室に通い始めそろそろ慣れたころ、ご本人やおうちの方を悩ませる事の1つに、「家での練習」があります。特に園児さんや低学年の場合、おうちの方が「毎日練習させなければ」「次のレッスンまでに弾けるようにさせなくては」と思っていても、練習しない、付き添っていても喧嘩になる、など、時には修羅場も繰り広げられている様子、これではおうちの方、お子さん共々、レッスンがストレスになりかねません。


 私は、低学年までのピアノのレッスンで一番大事なことはお子さんがピアノを嫌いにならないことと、おうちの方がレッスンにストレスを覚えないことだと思っています。それ以外の事はどうでも良いとさえ(半分くらいは)思います。まずは楽しく!辛くなってやめてしまえばそこまでです。お子さんはまだレッスンにそこまでの欲はありませんし、ご挨拶ができてレッスンが楽しければ十分です。

 勿論 練習すれば、しないよりは上達するでしょうし、毎日練習を継続するということ自体にも意味があります。出来なかった事を反復することで出来るようにしていく。出来たら達成感も自信もつきます。このような経験はピアノ以外の生活にも大切な力となりますので、おうちの方が毎日(あるいは毎日は物理的に無理だから、何曜日と何曜日には)練習できるように手助けして下さるのは大変有難く、こちらからお願いしたい事です。毎日のルーティンがあればそれと同期させ、例えば犬の散歩やお風呂の前後など、子どもと話し合ってピアノを弾くタイミングを決め、「お風呂の前にピアノ弾いてね」などと声を掛けていただくのも一法です。ただしそこで練習をやる、やらないは子どもの意思です、気づかせてあげるだけで良いです、 ここでバトルしないでください!

 ピアノがみんなが過ごす居間等の明るい暖かい部屋にあるのも良いですね。寒くて暗い別室に弾きに行くのはとても辛いものです。

 そして、低学年のお子さんにとって、家での練習は想像以上にハードルが高いということを、どうぞご理解ください。家でやる事をレッスンで聞いたはずだが忘れてしまった、どうやって練習するのか分からない、やったら上手くいかない、等々途方に暮れている姿も目に浮かびます。こんな時おうちの方が、お子さんにやり方を尋ねられるかもしれません。しかし、もしどう教えて良いか分からない時もご心配なく。「分かるところだけやって、来週先生に聞けば?」で大丈夫です。

 長くなりますが、この練習という難問に対して、私は解決策を2つ考えています。1つ目は、「レッスン中に理解でき、弾けるようになったものを宿題にする」これは自立型レッスンと呼ばれているもので、進捗はゆっくりになるかもしれませんが、おうちの方の手助けなしで上達することができる、さらに、ゆくゆくは弾きたい曲の楽譜を自力で読み、弾ける力を育ててくれます。

 2つ目は「行事を通してお友達や先生の演奏に触れ、弾いてみたいと思ってもらえる工夫をする」お友達の演奏から曲を知って弾いてみたい気持ちが起き、頑張って仕上げればおうちの方から褒められて、良い循環ができます。お友達との楽しい交流もあり、行事の力はとても大きいと思います。

 さて、ここまでお読みいただいて、少しでもおうちの方が楽なお気持ちになれば幸いです。ピアノが嫌いにならず、淡々と積み重ねていくと、あるところから加速度的に曲が仕上がるようになる子どもたちを見ていて、いつも驚かされています。













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